パーソナルトレーニングで怪我…やめるべき?後悔しないためのジム・トレーナー選び 

「パーソナルトレーニングを受けているのに、怪我をしてしまった」

そんな経験から、トレーニングを続けるのが怖くなっていませんか?

パーソナルトレーニングの現場で怪我をしてしまう事故が相次いで報告されています。

体に負荷をかけ、普段はしない動きに挑戦する以上、怪我のリスクは常に隣り合わせにあります。

この記事では、なぜ怪我と切り離せないのか、その経験をどう次に活かすのか、そして自分の体を任せられるトレーナーの見極め方を、私自身の経験も交えてお話しします。

目次

漫画でパーソナルトレーニングで怪我を理解しよう‼

怪我をしたときは、その原因を次のトレーニングに活かすことが大切です。

体の状態は日々変わるため、毎回同じ負荷で行うのは望ましくありません。

その日のベストを尽くせるよう、負荷設定を丁寧に行いましょう。「まだいける」と感じるときほど、止めることが次につながります。

怪我はマイナスではなく、次への気づきとして前向きに捉えることが重要です。

【結論】怪我は隣り合わせのリスク!次に活かす経験に変える 

トレーニングと怪我のリスクは、切っても切り離せません。

だからこそ、怪我をマイナスではなく次に活かす経験として捉え、体の構造まで理解して一緒にトレーニングを組み立ててくれるトレーナーを見極めることが、遠回りなようでいちばんの近道になります。

パーソナルトレーニングだから絶対に怪我をしないということはありません。

なぜそう言えるのか、順にお話しします。

トレーニングと怪我は隣り合わせ|現役トレーナーでも体を痛める

怪我のリスクは、プロ・アマ問わず存在します。

プロのトレーナーでもちょっとしたズレで怪我をする

私たちパーソナルトレーナーでさえ、自分でトレーニングをしていて肩や腰、膝を痛めることは日常的にあります。

その多くは、無理に負荷をかけすぎたこと、また動作の中で生じたちょっとしたズレが原因です。

しばらく休んだり、治療院に通ったりすることも珍しくありません。

それを表に出さないよう振る舞っているので怪我とは無縁に見えるかもしれませんが、体を扱うプロでも体を痛めるのが現実です。

悩める人

先生って、怪我とかしないんですよね?

リオン

いや、しますよ。先週も自分の筋トレで肩を痛めて、しばらく整骨院に通ってました

悩める人

え、プロなのにですか!?

リオン

プロって言ったって普通の人間ですからね…。表に出さないようにしているだけで、トレーニング中に普通に痛めますよ

怪我を過度にネガティブに捉えないでほしい理由

運動経験が少ない方や初心者の方は、なおさら体を痛める可能性があります。

ただ、怪我をそれ自体失敗だと決めつけないことが大切です。

もちろん長く後を引くような重い怪我は避けなければなりませんが、肩を痛めた程度の、ある程度の期間で回復していく怪我であれば、それは体の使い方を学ぶサインでもあります。

まずはこの心構えを持ったうえで、体づくりに取り組んでみてください。

悩める人

私、運動神経ないから、痛めやすいのかもしれません…。

リオン

痛めたことと運動神経は、あまり関係ないですよ。体の使い方を知る、いいきっかけができたと考えてもらえれば十分です

怪我を次のトレーニングに活かす考え方

怪我をした経験は、「どれくらいの負荷で」「どんなフォームや指導で」体を痛めたのかという具体的な情報でもあります。

この経験は、次に受けるトレーニングでトレーナーを見極める目を養い、同じ失敗を繰り返さないための判断材料になります。

私自身も、自分のトレーニングで体を痛めることがありますが、マイナスとは捉えず、次に活かす経験値だと考えています。

そうやって怪我と付き合っていくと、体を動かすレベルやトレーニングの質は少しずつ上がっていきます。

今、怪我でトレーニングをためらっているなら、別のジムでも構いませんので、その経験を糧にまた一歩を踏み出してほしいと思います。

悩める人

前のジムで腰を痛めてから、また通うのが正直怖いんです…。

リオン

その経験は無駄になりません。どんな重さで、どんな指導のときに痛めたのかが分かっているので、次はそこだけ気をつければいいんです

事故の多くは負荷設定の難しさから起きる

パーソナルジムでの怪我の原因としてよく挙げられるのが、負荷のかけすぎです。

この負荷設定は、指導する側にとっても自分でトレーニングする側にとっても、難易度の高いものです。

昨日の重さが今日も持てるとは限らない

扱える重量は、その日の体調や気分によってその都度変わります。

先週できていたことが今週もできるとは限らず、昨日と同じ重さが今日は重く感じることもあります。

負荷設定は、トレーナーが一方的に決めるものではなく、会員様と一緒に決めていくべきものです。

たとえば重すぎて持てないと訴えたお客様に、トレーナーが「気持ちの問題だ」と続行を促し、体を痛めてしまう。

こうした意見の不一致による怪我は実際によくあります。

もっとも、本当に気持ちの問題で、上げられるはずのレベルが上がっていかないこともあります。

もっと重さを追求したい方も、こだわらない方もいて、ご本人が満足できていれば、それで十分です。

悩める人

あれ、先週これ普通に持てたのに、今日めちゃくちゃ重く感じます…

リオン

大丈夫ですよ、そういう日、普通にあります。睡眠とか食事とかで、同じ重さでも感じ方は結構変わるので

悩める人

じゃあ今日はちょっと軽くしてもいいですか?

リオン

もちろんです。今日の体に合わせて決めていきましょう

負荷を決める目安は動きの精度

私が普段、その日の負荷を判断するときに見ているのは、動きの精度が崩れてくる瞬間です。

重りが増えるにつれフォームに乱れが出てきますが、乱れすぎると怪我のリスクが高まるため、ぶれ始める瞬間を見極めて負荷を調整しています。

これはトレーニングに限らず、日常動作やスポーツの動きでも同じです。

回数も同様です。たとえば10回を目安にしていても、後半からどうしても動きがぶれやすくなります。

そのため、動きの乱れが出てきた時点で終わりにするようにしています。

ぶれ始めるちょっとした変化のタイミングで止めること、最後まで無理に追い込まないことが大切です。

実際のセッションでは、例えばこんなやり取りになります。

リオン

今のスクワット、5回目あたりから膝が内側に入ってきていますね。痛みはないですか?

悩める人

言われてみると、少し踏ん張りにくくなってきました

リオン

それなら今日はここまでにしましょう。無理に10回までやらなくて大丈夫ですよ

悩める人

え、まだ頑張れそうな気もするんですけど…。

リオン

そのまだ頑張れそうと感じるときほど、フォームが崩れ始めているタイミングなんです。ここで止めておくほうが、次はもっと良い状態で伸ばしていけますよ

こうした一言のやり取りがあるかどうかで、怪我のリスクは大きく変わってきます。

やりすぎよりやらなすぎを意識する

私が自分のトレーニングで意識しているのは、やりすぎよりも、やらなすぎのほうがいい、という考え方です。

高い料金をいただいている以上、「しっかりやった感」を出そうとするトレーナーも少なくありませんが、その結果負荷を振りすぎて怪我につながることがあります。

トレーニングは、追い込むこと自体が目的ではありません。

悩める人

まだいけそうなので、もう1セットやりたいです!

リオン

その気持ちは嬉しいんですが、今日はここで十分です。物足りないくらいで終えるほうが、体には優しいんですよ

本当に見極めたいのは体の構造まで理解しているトレーナーか

気持ちの問題だと押し切られて痛めてしまうケースの多くは、トレーナーとお客様がお互いの状態を共有できていないことから起きています。

だからこそトレーナーを選ぶうえで大切なのは、体の動きをどこまで理解しているか、という点です。

筋トレの指導と体の動きの指導は違う

筋トレの指導はできても、体の動きを機能的に理解しているトレーナーは意外と少ないものです。

骨格の構造や、どの筋肉がどんな動きを担っているのかという根本を押さえているかどうかで、指導の質は大きく変わります。

一か所の筋肉に効かせるトレーニングは指導しやすく、効いている感覚も分かりやすいため、筋トレが趣味だった方がその延長でトレーナーになり、決まったメニュー・回数・重量にマニュアル化された指導になりがちです。

これに対して、骨格や筋肉の役割、日常動作や姿勢、栄養面までバランスよく理解しているトレーナーは、その日の体調に合わせて内容を組み替える、アドリブの効く指導ができます。

数は多くありませんが、できればこうしたトレーナーを見つけられると理想的です。

悩める人

前のジムでは、毎回同じメニューを同じ回数だけやっていました

リオン

今日は肩が張っているみたいなので、上半身の種目は軽めにして、下半身を中心にしていきましょうか

悩める人

その日の状態に合わせて、メニュー自体を変えてくれるんですね

資格があれば安心とは限らない

パーソナルトレーナーには公的な資格の保有義務がなく、医師のような名称独占・業務独占もないため、誰でもトレーナーを名乗れてしまいます。だからと

いって、資格さえあれば安心かというと、そうとも限りません。

資格の有無だけでは、経験や指導の質までは見えてこないからです。

専門資格はひとつの目安にはなりますが、それだけで良し悪しが決まるわけではありません。

悩める人

先生は資格とか持ってるんですか?

リオン

持っていますよ。ただ資格の有無より、なぜこの動きが必要なのかを説明できるかどうかで見てもらったほうがいいです

良いトレーニングはトレーナーとお客様が一緒に作るもの

トレーナー選びで見落とされがちなのが、人と人との相性です。

近いから、安いから、という基準も大切ですが、それ以上にこの人に自分の体を任せていいのかを納得できるかどうかが重要です。

どのトレーナーが合うかは人によって異なり、決まった見つけ方をお伝えするのは正直難しいところです。

私たちトレーナーの側も、セッションを重ねる中で自分の指導は合わないかもしれないと感じれば、正直に別のジムをご紹介することもあります。

どんなトレーニングを、どんな思いで一緒に作っていけるか。

その思いが一致したときに、初めて良いトレーニングが生まれるのだと思います。

悩める人

先生と話してると、なんかトレーニング続けられそうな気がします

リオン

それが一番大事だったりします。一緒に体を作っていく、っていう感覚が合うかどうかは、正直やってみないと分からない部分もあるので

さらに漫画でパーソナルトレーニングで怪我を理解しよう‼

怪我はプロでも避けられません。大切なのは、痛みを放置せず原因を次に活かすこと。

体を扱う以上、怪我は常に隣り合わせです。それを体の使い方を見直すきっかけと捉えれば、経験は次のレベルアップにつながります。

次のジムに行く前に確認したい4つのチェックポイント【FAQ】

次のジムやトレーナーを選ぶときに、具体的に確認したいポイントをFAQ形式で整理します。

カウンセリングで怪我の経緯まで詳しく聞いてもらえますか?

信頼できるジムやトレーナーは、初回カウンセリングで「いつ」「どんな種目で」「どんな痛みが出たのか」を具体的に聞き取ろうとします。ここが曖昧なまま流されてしまう場合、同じ原因を見逃して再受傷につながるリスクがあるため注意が必要です。

なぜこの負荷・この動きなのかを質問しても答えてもらえますか?

種目を選ぶ理由や、体への負担について質問した際にその場で説明してくれるかを確認しましょう。説明を避けたり、はぐらかされたりする場合は要注意です。

「痛い」「きつい」と伝えたときすぐに動きを止めて確認してもらえますか?

その場でトレーニングを中断し、原因を一緒に探ろうとする姿勢があるかがポイントです。「気持ちの問題」「もう少し頑張って」と押し切られる場合は、体を優先していないサインの可能性があります。

資格があれば安心できますか?

専門資格の有無だけでなく、骨格や筋肉の役割を自分の言葉で説明できるかも重要な判断材料です。資格を持っていても、体の構造を実際にわかりやすく解説できないケースもあるため、あわせて確認してみてください。

どこで見極めればいいですか?

体験コースやカウンセリングの段階で、上記4つを意識してチェックするだけでも十分です。一つでも不安を感じた場合は、その場で無理に続ける必要はありません。それが次の怪我を防ぐ大きな一歩になります。

【まとめ】怪我と上手に付き合いながら、トレーニングを続けよう

トレーニングは、パーソナルトレーニングに限らず、スポーツや日常の動作も含めて、体を痛めるリスクと隣り合わせにあります。

だからこそ、怪我を必要以上に恐れる必要はありません。

大切なのは、怪我を次に活かす経験と捉え、体の構造まで理解して一緒にトレーニングを作れるトレーナーと出会うことです。

「痛みを我慢してこそ成果が出る」という考え方は手放して、自分の体の声と、信頼できるトレーナーとの対話を大事にしてください。

一度の怪我で立ち止まらず、その経験を糧に、また一歩ずつ前へ進んでいきましょう。

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